TOKYO WOOD BAG PROJECT
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自然の宝庫、東京都の奥座敷 檜原村
TOKYO WOOD BAG PROJECTで使用する多摩材は、東京都多摩地域で唯一の村である「檜原村」生まれ。
豊かな自然は多くの動植物を育み、奥秋川の清流と奥深い山々は、格好の繁殖地として多くの鳥獣や植物が東京の中で見ることができる数少ない貴重なところです。
TOKYO WOOD BAG PROJECTで使用される間伐材を伐ってくれたのは、檜原村で林業を営む井上佳洋さん。
先人たちから受け継がれる木々と日々向き合い、林業を営む傍ら、里山保全の活動もされています。
山々が近く、豊かな自然に囲まれる檜原から、お届けします。
天然資源である綿、ウール、シルクなどの原料は、ほとんど輸入に頼っています。この間伐材を利用した和紙織物は、輸入に頼らず国内で生産可能な天然資源からなる、新しい素材として活用できます。
<特徴>
1.国産の間伐材の活用が促進される素材
優しいキナリ色で、人にも環境にも優しい素材です。使えば使うほど、国産材(スギ・ヒノキ)の活用が促進されます。
「植える→育てる→伐る→使う」のサイクルの促進にもつながるサステイナブルな素材です。
2.紫外線を通しにくい
3.優れた調湿性があります
4.毛羽立ちの少ない繊維
紙の糸なので、毛羽がたちません。敏感肌の方にも優しい素材です。
5.消臭機能があります
木の布10号帆布
木の布10号デニム
木の布9号帆布
木の布11号帆布
檜原の木を使用して作った糸を使用した、オリジナル帆布生地。
自然素材でできた、軽くてさらりとした触り心地です。
檜原の間伐材を収集。細かなチップにします。
木材から木の繊維を取り出します。麻を合わせて和紙糸を作ります。
細いテープ状にカット。ヨリをかけて糸を作ります。
たて糸・よこ糸に木の糸を使用し、織り上げます。
女子美術大学とハートツリーは、アート・デザインの力で、環境保全を考えた
サスティナブルな活動を考える産学連携プロジェクトを実施しました。
「お日さまが入る森プロジェクト
-木糸を使った木の利用-」
森林環境を考え開発された木糸を活用した「同世代に向けたバッグ」を考案するプロジェクトです。
日本の森林と木材の現状、森林がある地域環境のリサーチを行い、
バッグを使用する様々な場面を想定し製品に至るまでのストーリーを考え企画しました。
今回選ばれた2名の学生の企画について実際の試作を行いました。
森について考えるきっかけにしたいという想いのこもったバッグです。是非ご覧ください。
<プロジェクトの流れ>
フェーズ1_背景リサーチ
・間伐材利用の状況
・木の布の製造工程・特徴
・檜原村の歴史・観光・産業
フェーズ2_製品・ターゲットリサーチ
フェーズ3_コンセプトメイキング
フェーズ4_試作・ビジュアル・プレゼン制作
フェーズ5_最終プレゼンテーション
<企画・デザイン>
女子美術大学 芸術学部 アート・デザイン表現学科 ヒーリング表現領域3年 大槻優衣
女子美術大学 芸術学部 アート・デザイン表現学科 ヒーリング表現領域3年 木村玲佳
<協力>
女子美術大学 芸術学部 アート・デザイン表現学科 ヒーリング表現領域 助教 西田 秀己
女子美術大学短期大学部 造形学科デザインコース 教授 後藤 浩介
女子美術大学 芸術学部 アート・デザイン表現学科 メディア表現領域 教授 内山 博子
ハートツリーのものづくりでは、森を育むさまざまな「感動」のある木の雑貨を企画・提案してきました。
これからも、感動・驚きのある木の雑貨をご提案していきます。
ハートツリー株式会社
〒106-0046
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